作業の準備/防腐防蟻処理

作業での注意・アドバイス事項

  • DOT濃度の目安
    • 15~20%:土台や柱など構造材に使用
    • 12%:根太や間柱などの厚さ8cm以下の角材に使用
    • 5%:無垢板フローリーングなど薄い板材などに使用
      ※広葉樹などの硬い木材でDOTが浸透しにくい場合には、DOT溶水の濃度を下げ、2回塗りしてください。
  • DOT水溶液が木材に良く浸透するには、気温が13℃以上で、13℃以下の気温では水分が浸透しにくくなります。
  • 『ティンボアPCO』は、10%DOT水溶液は作業上安定していますが、15~20%DOT水溶液は飽和状態にあり、放置や一晩保管したりすると水分が蒸発し溶液が濃縮されると保存容器内でDOT粉末が可能性があります。沈殿を溶解するには、温水を加えて溶液を温めながらかき混ぜてください。
  • 塗布・噴霧中にDOT水溶液がガラス面に付着することがあり乾くと白くなります。この汚れは温水が薄い石鹸水で簡単にふき取れますが、ガラスクリーナーは絶対使用しないでください。
  • 木材の心材は辺材に比べ堅いため、DOT水溶液が浸透しにくく、塗布・散布後に白くなりますが湿った布でふき取ってください。

作業で必要なDOT水溶液量

  • 塗布面積:5m2/ℓ (0.2ℓ/m2)
    ※多少のロスを見越しています。尚、樹種や乾燥状態にもよりますが、下の表で必要になるDOT水溶液量が計算できます。
    処理範囲 概算処理面積 必要DOT水溶液 備 考
    床下の処理類 (1階床面積)×1.5~2 溶液又は泡を1回散布する。 10~12%DOT水溶液の散布には2回必要になる場合があります。
    新築の構造材(GL+1m以内) (1階床面積)×2~2.5
    新築の構造材+下地・内装材 (居住床面積)×7~9
  • [計算例1]-角材 4m×12cm×12cm
    • 4m×0.12cm×4(面)=1.92m2  → 1.92÷5=0.4ℓ → 2回塗りで、0.8ℓ
  • [計算例2]-1階床面積が80m2の2階建て住宅の床下塗布
    • 80×2.5=200m2 → 200÷5=40ℓ → 2回塗りで、80ℓ
  • [計算例3]-延床面積が160m2の2階建て住宅の構造材+下地・内装材(※一般的な仕上)
    • 160×9=1,440m2 → 1,440÷5=288ℓ → 2回塗りで、576ℓ

※計算例などはメーカー算出の参考例です。1階部分80m2の建物のGL+1m以内(建築基準)の塗布に必要なdot水溶液は、柱・大引き・束を2回塗り、間柱・筋違・根太を含め、12%dot水=50ℓ(6kg dot粉)前後なり、プランニングなどにより前後します。

材料と道具

  1. 使用商品
    • ティンボアPCO
      • 粉末 1kg入×5袋=5kg
      • 20%処理液 25ℓ
        (15%処理液の場合は37.5ℓ、10%処理液の場合は50ℓ)
  2. 処理液の調合
    • ポリバケツ(15~20ℓ) ※目印付、又は、5,10,15ℓの目盛線を油性マジックでマーキング
    • 灯油ポンプ
    • ポリタン
    • 金属製おたま (DIY)
    • プラスチツク等の攪拌棒(PRO)
    • プロペラ式攪拌棒(PRO)
  3. 道具
    • スプレー法
      • 噴霧器
        ノズルは粗めのものを使用
    • 塗布
      • 刷毛で塗布 ※推奨
      • ローラー
    • 安全対策
      • 閉め切った空間での作業には埃・ミスト用マスクを着用してください。
      • 作業中は耐水性の手袋と長袖のシャツを着用し、保護めがねかゴーグルをかけてください。

「ティンボアPCO」の製作方法

  • 20~12%DOT水溶液 → リンクボタン
  • 高濃度30%DOT水溶液  → リンクボタン
  • 家庭用DOTスプレー → リンクボタン
  • 家庭用DOT溶液(1ℓ) → リンクボタン
【注意事項】
  • 商品購入時に同梱される説明書などを参考に編修しています。
    詳しくは「使用説明書 」などをよくお読みください。