既設の予防処理/防腐防蟻処理

腐朽菌の点検と処理

  • 木材の濡れた部分は腐朽の進行中か、近い将来に深刻化する品
  • 変色
    • 正常な木材より黒ずみや薄く見える
  • 機械的
    • 柔らかくなっている部分
  • キノコが生え出したら末期症状
    • スプレー
      • 発見したら早目に「テインボアPCO」15~20%水溶液を塗布
      • 木材内部の深い部分は、ドリルで穿孔し、「テインボアPCO」30~40%水溶液を注射器など圧入
      ※腐朽の被害は、金額にするとシロアリの2~3倍といわれており、吸湿した木材内部で腐朽菌が繁殖する現象で、乾燥した木材は腐りません。
  • ログハウスの雨漏り箇所としみの点検
    • 特に外壁側のノッチ部分は雨が伝わりシミが目立ち、放置しておくとカビが生え木材が腐食してきます。
      • ホウ酸塩スプレーを常備し、雨漏り箇所を発見したな素早く噴霧。
        → 腐朽菌によるシミは多少薄く目立ちにくくなります。
      軒の出の深いログハウス

       ※私が管理しているログハウスは軒の出を大きく(1.2m)したことが幸いし築25年以上経過しているが雨漏りは一度もありません。ログハウスを計画されている方は、平屋建の大きな屋根の建物を計画することをお勧めします。

  • 事前に点検できない大壁内の柱や間柱
    • 外壁側(特に北面や西面)のタンスの後ろの壁にカビが発生し場合や増改築で壁材を除去した場合しか確認できません。
       改修の際には間柱などの隠ぺい部分にホウ酸塩を塗布し、熱柱廻りの結露が原因の腐朽を防ぐことが大切です。
      ※省エネ法が導入され、今まで以上に建物が高気密・高断熱になるため、新築時の外壁まわりの軸組みにはアメリカカンザイシロアリの予防を兼ね、ホウ酸塩防腐防蟻処理をお勧めします。

シロアリの予防

[点検はご自身で]
 シロアリの被害は地域性や建物に使用した材種が起因する場合がほとんどで、新築時に建築基準で建築するだけでシロアリの被害に無関係な建物も多くあります。
 シロアリの予防点検に5年毎に保証付きで専門業者に依頼している方も多いかと思われますが、従来の農薬系のシロアリ駆除剤を使用した建物でも、新築時に保証書が発行され5年は薬が効いているため、築3年前後と5年後にご自身で床下を点検し、その後は5年毎にシロアリが発生していないことが確認できれば安心できます。
 万一シロアリを発見た場合には、ホウ酸塩の水溶液を500ccのスプレーボトルに入れて噴霧するなど簡単に駆除する方法もありますので、まずはご自身の目で床下の点検し駆除処理することををお勧めします。

床下点検

  • 床下の換気
  • 水漏れを防ぐ
  • 木部を乾燥させる
  • 被害の無いうちに「テインボアPCO」を散布
    [散布方法]
    • 処理液が飛び散らないよう、木材面に塗布し液滴が流れはじめた時点でやめる。
    • 散布器で処理しにくい場合には、刷毛塗り。
    • 木材内部に空洞ができている場合には、ドリルで穿孔し、処理液を注射器など圧入

古い建物の下準備

  • 埃の除去
    • 塗布面の埃や汚れを車の洗車ブラシや雑巾などで水洗いで除去してださい。
      ※木部にが濡れ他状態で、『テインボアPCO』を塗布しても、ホウ酸塩は、水分の方へと浸透していきますので、問題はありません。かえって木材内部に浸透するため効果が上がります。
    • マシンカットの角ログの外壁であれば、高圧洗浄機で水洗でで除去することもできます。
      ※ハンドカットの丸ログや、横積みの実の状態が悪い角ログなどでは、水が室内側にしみる恐れがあり避けてく下さい。