- 概要 -
防虫・防カビのダブル効果で健康住まいをつくります
ティンボアPCO
● ホウ素系防腐防蟻剤のすすめ
ホウ酸塩化合物を成分としたホウ酸塩防腐防蟻剤「テインボアPCO」は、木造建築をシロアリや腐敗菌などから守るため、今までの木材保存剤と比較して、低価格で扱いやすい環境に配慮した防腐・防蟻・防虫・防カビ処理剤です。
木造の住宅や長寿命の古民家や社寺建築などの保護に最適な防腐・シロアリ駆除剤として、農薬系の防蟻剤によるシロアリの増加傾向の現代、 日本よりも先に海外で認められています。
また、住宅の高断熱性能を求められ、建物の性能と共に木軸壁の内部結露によるカビの発生が健康を脅かしている現代、防蟻と防腐効果を一度に2つの効果を発揮し、健康志向がこれからの求められる時代の最適な防腐防蟻剤になっていきます。
当サイトでは一般家庭でも役立つ活用情報をネット上に掲載し、ホウ酸塩防腐防蟻剤の促進活動をおこなっています。
【主な特長】
- 水性で取扱いやすいため、今まで塗布しずらかったほぞ穴などに、工務店の方が作業しながら塗布(スプレー)することができます。
- マイホームのメンテンスに日曜大工同様ご自身で塗布できる商品は、低コストでご使用できます。
- 今まで日本で認可されている一般的な防蟻剤(農薬系)と異なり、天然に産出する鉱物で酸素とホウ素が結合したもので、米国環境保護局(EPA)の認可を受け、栄養分をエネルギーに変換する代謝機能を失わせることで腐食菌やシロアリを死滅させるタイプのもので、人体やペットには全く危険が及ばず安全に使用することができます。
- 主成分のDOT※(八ホウ酸二ナトリウム四水和物)は、哺乳動物に優しく、シロアリや木材腐敗菌などの代謝プロセスを阻害する揮発性の高い殺虫剤と異なり、害虫を制御する理想の保存剤です。
- 半永久的に効果を持続させることが可能な(注1)、値打ちな防腐防蟻剤です。
- 無色無臭で、構造材を化粧として表す建物にも使用することができます。(注2)
(注1) 接地や結露、雨漏りなどの水分から保護されている環境
※木材への処理方法や使用量により防腐・防蟻性能の効果が異なります。
(注2) 隠蔽部に着色剤を加え、現場で塗布部分を確認することもできます。
※木造建築では地面から1メートル以内を防蟻・防虫処理(建築基準法)
【主な使用】
- シロアリ駆除
- 木造家屋の防腐防蟻保護
- 雨漏りなどによる木材の防腐対策
- 水害などによる木造家屋のカビ取りや防臭
- カーペットのノミやダニ駆除と防臭策
- 他、防虫や防腐・雑菌駆除に関する新たな使用方法や試用を掲載 →
【住まいの効果】
- 防虫効果
- シロアリ、オオアリ、キクイムシ、
- アリ、ハエ、ハチ、ハサミムシ、シミ、
- ダニ、シラミ、
- ゴキブリ、カマドウマ、カメムシ、
- 防腐・防カビ効果と防臭
- ナミダダケの発生、
- 木材:雨漏り、水害、大壁内の木組材
- 浴室(タイル目地など)、押入れの合板、、
- ゴミ箱、
【国内のJAS規格と認定】
[JAS規格]
製材に関する農林規格(JAS)では「ほう酸として1.2kg/m3BAE以上」が屋内で用いる木材の防虫処理として基準値が定められています。
[日本木材保存協会認定]
ホウ酸塩防腐防蟻剤(ティンボアPCO:米国ボラックス社)は、日本木材保存協会が2008年2月に加圧注入方式、2011年9月に表面処理用防腐・防蟻剤として認定が交付され、2012年3月からは住宅性能評価表示協会から住宅性能表示:劣化等級3に適合する薬剤として認められています。
主な適用範囲
- 製品名:ティンボアPCO
- 用途:表面処理用
【しろあり保障制度】
ホウ酸塩防腐防蟻剤は、土台にシロアリ保障制度のある「基礎パッキング」を敷くことで、地盤からのシロアリ被害発生に対し、10年間1000万円の保障を受けることができる基礎パッキングメーカーもあります。
【関連書籍】
- 書籍名:シロアリはホウ酸塩でやっつけなさい
素人でも容易に扱えるほど安全性が高く、条件にが整えば半永久的に木材への保存効果を持続するホウ酸塩防腐防蟻剤。日本では2008年2月から木材の関係機関から一部の処理方法が認定され、これからのシロアリ対策の主流になると注目されています。本書では、海外では半世紀以上前に実用化されているというホウ酸塩防腐防蟻剤の解説書で、ホウ酸塩を使って木造住宅の耐用年数を向上させる技術を分かりやすく解説しています。 - 価 格:1600円(税別)
- 筆 者:荒川民雄
- 出版社:住まいの学校
- 発 行:2013年3月20日
- 目 次
第1章 ながもち・健康な木造住宅
第2章 ホウ酸塩とはどんなものか
第3章 シロアリってなんだ
第4章 日本の住まいとシロアリ
第5章 海外のシロアリ対策
第6章 日本のシロアリ対策
第7章 これからのシロアリ対策策
第8章 ホウ酸をつかった住まいの害虫退治
- 著者紹介
1959年、東京大学工学部応用化学科卒業。1959-94年、合成繊維会社で高分子材料の技術開発に従事。在職中の1961年、フルブライト留学生として渡米。1964年Cornell大学化学科博士課程終了。1994-1998年、マイウッド株式会社研究所長としてスギの用途開発に従事。1999年からコンサルタントとしてホウ素系木材保存剤の公的認証推進と普及に携わる。
NPOホウ素系木材保存剤普及協会 初期理事長
【商品の販売にあたり】
木造社寺建築や民家型住宅、ドイツ語圏のログハウスやパネルハウスなど無垢材を表した建物の設計を手掛けてきました。私自身も防腐・防虫・カビ取り対策などに活用しており、安全に手軽に使用できる防腐防蟻剤を広めるための情報を発信し、ネット上で販売支援を行なっています。
・・・・・一級建築士 矢野睦巳