ホウ酸塩防腐防蟻剤を使った害虫駆除、カビの除去など、自分でできる「住まいのDIY維持管理」を、提案~試用~検証効果レポートを掲載
健康面を考慮し殺虫スプレーの代わりにどのような害虫駆除にホウ酸塩防蟻剤の塗布で効果があるかを検証
#1 地下室のカマドウマ駆除の効果は期待以上
- 地下室に住み着くカマドウマの駆除に梁や扉の木部ににホウ酸塩(DOT)水溶液を塗布
地下の一部、車庫のみの塗布だったが、他の部屋のカマドウマの数も減り、幼虫もいなくなった。
#2 浴室タイル目地の黒カビを除去
浴室タイル目地の黒カビ除去に次亜塩素酸を少量混ぜて塗布
木材に浸透するホウ酸塩水溶液がタイル目地に塗布し黒カビを除去?
● ホウ酸塩で簡単にゴキブリだんごを作る
- ホウ酸塩鉱物に硫酸を反応させて作るホウ酸より、元になるホウ酸塩からホウ酸ダンゴを作った方がシンプルで安全か
● 素地の巾木に塗布しゴキブリを退治
- ゴキブリ退治にホウ酸ダンゴを部屋の隅に置きますが、子供が触れたり美観などを考慮し、通り道の木製巾木(無垢)にDOT塗布
食器などへの付着を避けるなど健康面を考慮し殺虫スプレーの代わりにどのような害虫駆除にホウ酸塩防蟻剤の塗布で効果があるかを検証
#17 野菜の切れ端で住まいの害虫やゴキブリ駆除
- 台所からでる果物や野菜くずで住まいの害虫やゴキブリ駆除
#18 ミニトマトでカメムシ駆除にチャレンジ
- ホウ酸塩に1晩漬けたミニトマトでカメムシ駆除にチャレンジ
※カメムシの口にDOT粉を入れる方法として期待!
● アルゼンチンアリの駆除
- 1993年広島県で初めて発見され、現在では三重県や愛知県など多くの都道府県で報告されている、人に被害を及ぼす外来種のアリに効果があるのか検証
※DOT溶液をスプレー容器に入れれば手軽に使用できます。(400CCで約150円前後)
● 押入のカビ防止や防虫効果
- カビと雑菌のためやいやな匂いのする押入にDOT溶液を塗布
※我が家では地面に群がる一般的なアリの巣にスプレーで噴霧したところ、1週間ほどでアリを見かけなくなりましたが、アルゼンチンアリは、ユーザーからの報告もなく駆除効果を試すことができず、試してみたい方からの問合せを待っています。
#4 切り花の水の腐敗防止し、花を長持ちさせる?
- 切り花の水の腐敗防止に利用
#5 悪臭とカビの発生防止
- 生ゴミから出る汚水と悪臭の防止に、ゴミ箱に噴霧
※しみはなかなか除去できないが増えることはなくなった。
→ 抗菌効果があるのか??
#9 無垢フローリングのスチーム洗浄後に塗布
- 紫外線と埃や汚れなどで黒ずんできた無垢フローリングを、スチームモップで汚れを除去後、DOT溶液を塗布
● 無垢フローリングの雑菌による汚れを軽減
- 新築時に無垢板フローリングにホウ酸塩を塗布しておけば、菌類やバクテリアなどの微生物に対する静生物剤として作用し、雑菌による汚れを減らします。
#13 カーペットの防臭がダニ退治とカビ防止効果のバロメーター
- こたつに敷く暖房カーペットの匂いが気になりスプレー処理
● 台所に出没する害虫に直接スプレー
- 食品や食器があるため台所では、殺虫剤はスプレーできないが、すぐに害虫が死ぬことはないが、ホウ酸塩のスプレーを直接虫に噴霧しても、人間には害のないため安心して使用することができる。噴霧しすぎ白い結晶が表れたら、雑巾で拭き取ればOK
● 畳のダニ退治
● ナンキンムシ駆除の効果は?
● ふとんのダニ退治
【無垢の仕上材の少ないマンションなどでの使用法】
- 木片に塗布し数ヶ所配置
- 白木のスノコ(ざら板)に塗布し、玄関の沓脱ぎや、掃き出しの開口部付近のフラワー置きとして使用
- 雑巾に染み込ませ畳を雑巾掛けする
- 押入の合板に塗布 ※カビの防止に効果
[屋外]
#11 蜂の巣に噴射
- 建物にできた小さな蜂の巣に噴射して、幼虫の成長を押え蜂が増えないように制御
[その他]
#8 ホウ酸塩塗布木材の燃焼試験
- 1本の柱からホウ酸塩処理した木材と未処理剤を試験体を作成し、薪ストーブで燃焼試験
結果、双方共1時間余りで燃焼し、ホウ酸塩処理材の燃焼が始まりが遅くなることを確認
● RC造の間仕切壁の木組下地に塗布
- 新築したRC造の建物は、約3年経過しコンクリート打設時の水分が急速に除去されその後ゆっくり年月をかけて乾燥した建物になるため、マンションなどの改装では間仕切壁を除去した際に木組下地がカビている場合を目にすることがあり、目に見えない部分がカビによるアレルギーの原因のひとつになっている場合がます。
全ての建物ではありませんが、湿度の多い地域や、地形、建設後の室内の乾燥状況によって、間仕切りの軸組までカビてしまうことになりますので、予防のためホウ酸塩防腐防蟻剤塗布しておくことをお勧めします。
● 上棟前に土台廻りにスプレー容器で噴霧
- 今までのシロアリ駆除剤処理は、建物の上棟後ら駆除剤を噴霧するため、ほゾ穴や継手・仕口など土台や柱を加工した部分まで駆除剤で処理されることがありません。
ホウ酸塩防腐防蟻剤でも今までと同じ上棟後に塗布するのが一般的ですが、処理剤を300~500ccのスプレー容器に詰め、土台廻りを組み立てる前に継手・仕口などにスプレーすることで、木部を削り弱くなった隠蔽部分までシロアリ駆除剤で処理することができます。
又、ウッドエイドを混ぜて使用すれば、急な雨にも撥水効果でほぞ穴から水がしみこむことを防ぐことが可能になり、工務店の方にお勧めしたい工法?です。