しかし正しく木材を使い維持管理していくことで長持ちの住まいを確保できることは、私たちが係わる古民家が証明しています。
会では古民家の再生と平行し、未来の古民家を促進することで、建築廃材の放出を減らし、co2の削減につながるエコロジー活動を実施していきます。
● 長持ち住まいづくりのポイント
- 地域の気候風土に適した材料・工法の選択
- 建物の各部分の耐久性を高める
- 耐久性の高い良質の木材を使用
→ 「新月伐採の木」が注目されています - 防湿・換気・結露の対策
- 基礎の高さ確保
- 土台を主に木材の防腐・防蟻
- メンテナンスのしやすい建物の計画や構造、設備図の保管
- 家族構成やライフスタイルの変化に対応できる間取り変更しやすいプランニング
● 効果
- 建築廃材の放出量を減らす
- 無駄な税金を出さない → 新築時の取得税、新築後の高額な固定資産税
- 質の良い建材の使用で工費は上がるが、年間当りの建物使用坪単価は1/2以下に縮小
- 建て替えを再検証
→湿度と土地の狭い関係も影響するが、ヨーロッパでは住まいが崩壊しない限り新築しない